はじめに
自分用の備忘録として書き残すことにした。
ほんとはインストール直後にまとめてて公開直前だったんだけど、
Arch の img を消そうと思って勢い余って ArchLinuxInstallBattle.md
を消してしまいやる気を失っていた。
環境
製品名 | |
---|---|
CPU | Intel Core i7 6700k |
M/B | ASRock Z170 Extreme6 |
RAM Memory | 32GB (4 * 8GB) |
GPU | ASUS GTX 970 |
Storage | TOSHIBA THNSNJ128GCSU |
構築予定の概要
前提条件
- インストールUSB が作成済み
インストール
パテ割とマウントまで
起動モードの確認
# ls /sys/firmware/efi/efivars
UEFIモードでインストールしたいので、M/B の設定を変更する必要がある。(BIOS, CSM モードで起動しているとダメ)
デバイスの確認
# fdisk -l
今回は以下のような割り当てになっていた。
/dev/sda
THNSNJ128GCSU
ここにインストールをする。
パーティショニング
GPT でパーティショニングする。
ちなみに swap パーティションは作らない。# gdisk /dev/sda
ESP のフォーマット
Command (? for help):n Permission number: 1 First sector : 何も入力せずエンター Last sector : +512M Hex code or GUID : EF00
root パーティションの作成
Command (? for help):n
Permission number: 2
First sector : 何も入力せずエンター
Last sector : 何も入力せずエンター
Hex code or GUID : 8300
これで /dev/sda1
と /dev/sda2
ができた。
ベースシステムのインストール
インターネット疎通確認
# ping 8.8.8.8
システムクロック確認
# timedatectl set-ntp true
ミラーリストの選択
mirrorlist でインストールに使用するミラーを一番上に持ってくる。
# vi /etc/pacman.d/mirrorlist
サンプル
## ## Arch Linux repository mirrorlist ## Sorted by mirror score from mirror status page ## Generated on YYYY-MM-DD ## Server = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch
ベースシステムのインストール
# pacstrap -i /mnt base base-devel
fstab の生成
fstab を作って確認する。
# genfstab -U -p /mnt >> /mnt/etc/fstab # cat /mnt/etc/fstab
システムの設定
-
新システムに chroot する
# arch-chroot /mnt
タイムゾーン設定
# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime # hwclock –systohc –utc
ロケール設定
# vi /etc/locale.gen
以下の行をコメントアウト
en_US.UTF-8 UTF-8 ja_JP.UTF-8 UTF-8
以下のコマンドを実行する
# locale-gen # echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf # export LANG=en_US.UTF-8
ホスト名の設定
# echo ホスト名 > /etc/hostname
ついでに
/etc/hosts
も編集する127.0.0.1 localhost.localdomain localhost ::1 localhost.localdomain localhost 127.0.1.1 ホスト名.localdomain ホスト名
ネットワーク有効化
# systemctl enable NetworkManager.service
root パスワードの設定
# passwd
ブートローダーの設定
ブートエントリの追加
# bootctl –path=/boot install # bootctl update
基本設定
/boot/loader/loader.conf
に以下を記述default arch timeout 3 editor 0
ブートエントリの追加
/boot/loader/entries/arch.conf
を作成し、ブートエントリを記述title Arch Linux linux /vmlinuz-linux initrd /intel-ucode.img initrd /initramfs-linux.img options root=PARTUUID=----******** rw
なお、UUID(アスタリスク)の部分は以下のコマンドで確認する
# blkid -s PARTUUID -o value /dev/sda2
再起動
chroot 環境から出る
# exit
マウント解除
# umount -R /mnt
再起動
# reboot
終わり
これで CLI 環境の構築は一旦おわり